ツキカゲノモリ 最新情報

2014.12.29

無事に終演いたしました★ ありがとうございました。

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Introduction

満月動物園が2014年に15周年を迎えた記念にお届けする、死神シリーズ[観覧車編]5タイトル連続上演の第1弾『ツキカゲノモリ』。初演は2009年、会場は同じシアトリカル應典院、もともと単発の作品として上演された作品がシリーズ化するキッカケは、満月動物園×片岡百萬両の出会いがもたらした予想外の化学変化でした★
まったく色合いの違う両者が織りなした独特の世界観が、圧倒的な支持をいただき、その後の『ツキノオト』(2010年)、『ツキノウタ』(2012年)、『ツキシカナイ』(2013年)と上演する死神シリーズにつながっていきました。
架空の観覧車倒壊事故という大惨事をモチーフにとりながら、おせっかいな死神が人間たちによりよく生きろと、彼らなりに奮闘するコミカルな語り口と、【メルヘンで優しくて、ハード】と謳う満月動物園の世界観がマッチした作品群の、はじまりはこの『ツキカゲノモリ』です。今、15周年を迎えるにあたってぜひお客様にもう一度お届けしたい作品たちです。

2009年から現在にいたる死神シリーズ[観覧車編]は、その間に発生した東日本大震災でそのテーマに大きな影響を受けざるを得ませんでした。架空の観覧車倒壊という事故は、多数の死傷者を出す事故で、予期せず奪われた命ひとつひとつの物語は、大規模災害の被災者の方々への恢復の祈りでもあります。
【亡くなった方は、(あの世で)幸せであって欲しい】というのが、満月動物園の基本的な祈りの姿勢です。そして、これから本格化するであろう心の復興により多くの祈りの眼差しを向けていきたいと思います。
2015年に阪神淡路大震災から20年を迎える阪神地域から発信する『突然の別れ、理不尽な運命』の物語は、改めて命の尊さと当事者の痛みに思いを向ける恢復の物語です。

観覧車倒壊という大事故で奇跡的に生き残った主人公の男は、落下するゴンドラの中に現れた死神と魂と引き換えに命を助けてもらう契約を結びます。
助かったはいいものの、それから死神はずっと男の側を離れない。「いいこと」を言ってるんだけど、あまりにおせっかいすぎて、ゆっくり考え事も出来ない。一緒に観覧車に乗り合わせ、亡くなった恋人の事を思う時間もとれない。死神いわく『よりよい人生を生きろ。そうすれば魂が高く売れる』
結ぶしか選択肢のなかった契約とはいえ、やることなすこと口出ししてくる死神にうんざりしながら、男は自分の人生を見つめ直すために、遠く離れた故郷に旅立ちます。もちろん死神もついてきます。

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